大阪一の金運アップ神社、大国主神社をご存じでしょうか?
絶大な効果がある金運アップのお守り、種銭がテレビで話題になったこともあり、知ってる方も多いのではないでしょうか。
そんな大国主神社で金運祈願をするには、正しい参拝方法でお願いする必要があるんです。
この記事では大国主神社の金運アップ効果や種銭、参拝方法についてご説明します。
大国主神社で金運アップ!
金運アップで有名な大国町の大国主神社行ってきました。
祝詞奏上してたら風が吹いてきたのでご利益あるでしょう(笑) pic.twitter.com/bfUEhLdr9Y— 白川塾長©︎ (@shirakawasama) September 16, 2019
大国主神社の金運アップの理由は、主祭神の大国主神(おおくにぬしのかみ)と、その使いのネズミにあります。
主祭神「日出大国神」
大国主神社の主祭神は日出大国神です。
日出大国神というのは大国主神と大黒天が長い年月をかけて習合(別々だったものが、同じものとされた)したものです。
大国主神は日本の国土をつくり、天照大神に譲ったという神様の中でも特に格式の高い神様です。
毎年10月(神無月)には八百万の神様が出雲に集まるといわれていますが、神様を集めている張本人が大国主神です。
神様の中のリーダー的存在といえます。
一方、大黒天は七福神の中の1柱で、財宝の神様といわれています。
大きな俵と打ち出の小槌を持った印象が強いですよね。
この、非常に格式高い大国主神と、七福神の財宝の神である大黒天が融合した主祭神を祀っているというのですから、金運アップの効果は計り知れません。
狛犬ならぬ狛ねずみ
大国主神社のもう1つの金運アップの由縁はねずみです。
大国主神社の前には狛犬ではなく狛ねずみが並んでいます。
これは、日出大国神の眷属(けんぞく)、つまり神様のつかいがねずみであるということです。
神様のつかいがねずみである神社は非常に珍しいです。
何故、狛ねずみなのかというと、由縁は日本神話にあります。
神話では、大国主神が火に囲まれるという絶体絶命の事態で、ねずみが洞穴があることを伝え命を助けたとされています。
そして大国主神のつかいとなりました。
大国主神のつかいであるということは大黒天のつかいでもあるので、2つの狛ねずみはそれぞれ俵と小槌を持っています。
これを撫でると金運アップのご利益がありますが、それについては詳しく後述します。
大国主神社の参拝方法
新年おめでとうございます🎍
初詣は敷津松之宮 大国主神社⛩️
摂社には「大国様」と書かれていて、中には木彫りの大黒様が顔を出し微笑んでいます😊
木彫りとしては日本一の大きさだそうです。
神社前にある狛鼠は大国主がネズミに命を救われたという伝説から来ています🐁 pic.twitter.com/kiAAEzGtFC— ばらはるこ (@yaminopatosu) January 1, 2020
大国主神社で金運アップの効果を得るには正しい参拝方法で祈願する必要があります。
まずは、敷津松之宮に参拝
大国主神社は、実は敷津松之宮の摂社にあたります。
大国主神社の方が有名なので、摂社であることを知っている方は少ないです。
要するに、メインは敷津松之宮であり、後から付け加える形で鎮座したのが大国主神社です。
ですから、必ず先に親である敷津松之宮に参拝しましょう。
大黒天の石像に願掛け
敷津松之宮の前には大黒天の石像があります。
石像に触れて願掛けをしましょう。
まずは大黒天の額に触れ、そのあとに大黒天が持つ右手の小槌に触れながら祈願すると願いが叶うといわれています。
大国主神社に参拝
敷津松之宮に参拝し、大黒天を撫でてお願い事をしたら、やっと大国主神社に参拝です。
大国主神社の参道は敷津松之宮の参道と境内でクロスしています。
これは全国的にみて非常に珍しい構造です。
大国主神社の社殿の中には日出大国像が鎮座しています。
微笑んだ大黒天の、木彫り2メートルの像です。
木彫りの像では国内最大であり、さらに社殿の中に神様の像を祀っていること自体、とても珍しいことです。
日出大国像の胸元には朝日が浮かび、縁起の良さを感じられます。
効果抜群!金運アップのお守り「種銭」を授かる
大国主神社への参拝を終えたら、金運アップのお守り「種銭」を授かりましょう。
種銭とはお金を増やすための元になるお金のことです。
「財布や金庫に入れておくとお金が増えます。」と書かれています。
この種銭はテレビで「宝くじががあたる!」と取り上げられ話題になり、一時期は人気が出すぎて毎日完売していたのだとか。
種銭は大国主神社の隣の社務所で初穂料500円で授かることができます。
授かって1年後にはお礼をこめて返納し、また新たな種銭を授かるようにしましょう。
金運アップのお守りは他にもある!
●福きんちゃく財布(1000円)
大国主神のお財布です。
金運・財運向上祈願した神石が入っています。
●御守り袋(1000円)
●福小判(300円)
など、いろいろあります。
大国主神社の「狛ねずみ」にさわる
最後に、先ほどご紹介した大国主神社の狛ねずみをなでて祈願して帰りましょう。
神社の両サイドに鎮座する狛ねずみはそれぞれ俵と小槌を持っています。
俵は食糧、小槌は金運のご利益があり、撫でた方のものに関して一生不自由しないといわれています。
注意すべきなのは自分に必要な方を1つだけ選んで撫でることです。
欲張ってしまい両方撫でると、欲深さゆえに食糧、金運両方に苦労するといわれています。
神様から試練を与えられることのないよう、慎ましく1つだけ選んで撫でましょう。
大国主神社の由緒
大東市 中垣内2丁目.
⛩須波麻神社
祭神 大国主神創設当時!河内湾が存在⁈
平安時代の延喜式 神名帳に記載されている式内社では大東市唯一
✨出雲大社と同体とか
拝殿前の灯籠1745年寄進
拝殿後 春日大社造り様式
市指定保護樹木!シイ カシに覆われた静かな境内は
幽寂の神社でした🍀 pic.twitter.com/mM8OQBvY9i— Toshi (@bingo19toshi) December 5, 2019
大国主神社の由緒は島根県の出雲大社にあります。
出雲大社からの勧請
大国主神社は江戸時代1744年に神様からのお告げ(神託)を受け、出雲大社のご祭神であった大国主神を勧請して建立されました。
既に敷津松之宮が鎮座しており、その摂社として建てられました。
今では地元の人達は神社周辺を大国町と呼んでいたり、「大阪七福神めぐり」の1つにもなっていたりと、地元の人々に深く信仰されている神社です。
では、大国主神社の境内にもともと鎮座していた敷津松之宮神社の由緒はどのようなものなのでしょうか。
敷津松之宮の由緒
西暦200年代、仲哀天皇の妻である神功皇后が住吉大社に凱旋報告をするため、敷津浦を船で通った際、敷津の海岸が荒波にあっているところを発見しました。
そこで、海岸に潮が満ちないようにと渚に3本の松の木を植えたのです。
そしてその松の下に、敷津松之宮のご祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)をお祀りし、航海の安全を祈願しました。
このことから「松之宮」という名前がついたのです。
さいごに
大国主神社の金運アップの由縁、参拝方法、そして大国主神社の由緒をご紹介しました。
格式の高い上に財宝の神様である日出大国神を祀っているのですから、ありがたいご利益を授かることができそうですよね。
金運アップの効果もとても強いのではないでしょうか。
また、狛うさぎやクロスした参道、木造で日本一大きな大黒天の像など、珍しいものだらけで見どころ満載の神社であることがおわかりいただけたと思います。
大阪に行った際には、ぜひ大国主神社で参拝方法に注意しつつ、金運アップをお願いしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
《大国主神社》
大阪府大阪市浪速区敷津西1丁目2-12
TEL:06-6641-4353
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