運河やレトロな街並みでおなじみの北海道きっての観光名所、小樽。
そんな小樽には港町ならではの、海が見える小樽住吉神社があります。
住吉神社には厄払いのご利益があるといわれており、厄払いのお守りの種類も豊富なんです。
この記事では、小樽住吉神社の厄払いのご利益、お守り、見どころについてご紹介します。
小樽住吉神社のご利益は厄払い!
小樽住吉神社例大祭 pic.twitter.com/LGyuTWrjAK
— MeGさん (@gumilunchLT) July 14, 2019
小樽住吉神社は厄払いの効果が高いことで地元で有名です。
厄払いの効果の秘密はご祭神の住吉三神にあります。
厄を払ってくれる神様「住吉三神」
小樽住吉神社で祀られている住吉三神は底筒男神(そこつつのおのかみ)、中筒男神(なかつつのおのかみ)、表(上)筒男神(うわつつおのかみ)、の三神の総称で、禊祓いの神様といわれています。
住吉三神が禊祓いの神様である理由は、住吉三神の誕生の仕方にあるんです。
国を造ったイザナギ、イザナミはその後たくさんの神様をおつくりになりました。
イザナミは火の神様をつくった際に、大やけどを負ってしまい、黄泉国といわれる死の世界に行ってしまいます。
イザナギはイザナミを救おうと黄泉国の穢れを祓おうとしたとき、その瀬の深いところで底筒男神、中間では中筒男神、そして水面では表筒男神が生まれたとされているんです。
このように、禊祓いの際に生まれたことから住吉三神は厄払いの神様と言われているわけです。
地元の人達は住吉三神さまの厄払いを受けたく、いつもたくさんの人が厄払いの祈祷を受けています。
今では住吉三神を祀る神社は全国に約600社ほどあり、小樽住吉神社はその一つです。
そういった経緯もあり2月には節分厄祓祭、6月には大祓祭など、厄払いの行事が大変多く、厄払いのお守りの種類も多いんですよ。
お祭りについては後程詳しくご紹介します。
小樽住吉神社のお守り
八方除守りを求めて
小樽住吉神社へ参拝🎵
氷点下4℃のなかではあるけど
心が暖かく清々しく
なりました✨#小樽住吉神社#八方御守り#プレゼント pic.twitter.com/19QaWrkija— むすび家 今野 (@musubyya) January 7, 2019
小樽住吉神社のお守りは、本殿から階段を少し降りたところにある上の写真の社務所でいただくことができます。
社務所は小樽市指定歴史的建造物であるためか、写真の立派な入口は現在使われていませんので、左側から回って裏の入り口から入ってくださいね。
大きな神社であることもあり、お守りの種類は豊富です。
厄払い、縁結び、学業成就、健康祈願などなんでもそろっています。
特に厄払いのお守りは種類豊富で、「八方厄除守り」という多方面多分野に効果がありそうなものまであるんです。
小樽に行ってきた‼️
住吉神社に参拝へ⛩️
ペット用お守りがあったのでぺぺにお土産📦️🐶 pic.twitter.com/HGjpDnbX10— ペペロン (@pepe52_62) August 20, 2018
その他「ペット守」や、上の写真の「元気守」といったちょっと珍しいものまであります。
小樽住吉神社のお祭り
おはようございます。昨日の午後7時過ぎ、住吉神社では、百貫神輿が威勢のいい掛け声とともにゆっくりと参道を進んでいくのが見えました。 https://t.co/V4PzcEkquK #otaru #小樽 #例大祭 #お祭り pic.twitter.com/5Uzx1g18Tv
— 小樽市 (@OtaruCity) July 16, 2019
小樽住吉神社は行事・例祭が非常に多いです。
その中でも特に厄払いに関するお祭りが多いのでご紹介します。
節分厄祓祭
節分厄祓祭は毎年2月3日に行われるお祭りです。
福豆や御神酒、破魔矢をいただき御祈祷を受けたり、午後4時からは豆まき神事に参加できます。
大祓祭
1年間の半分にあたる6月末に、半年間の罪穢れを住吉三神によって祓っていただき、残り半年を健康安泰に生活できるようにお祈りするものです。
茅の輪はくぐって祈願するという神事があります。
12月31日にも同じように後半年間のための大祓祭があるんですよ。
例大祭 通称おたる祭り
小樽住吉神社
百貫神輿御幸渡御中 pic.twitter.com/XFfX9KINvf— 天狗山@.とりあえず未定_(:3」∠)_ (@tenguyama_3939) July 15, 2019
毎年7月14日から16日に行われる小樽住吉神社の例大祭は小樽市内で一番大きなお祭りで、境内や周辺にたくさんの出店が出てにぎわっているんです。
小樽市民は毎年とても楽しみにしており、あたり一帯は「例大祭」の旗で活気づき、鳥居の前は写真のように提灯が並びます。
「百貫神輿御幸渡御」では地元の人々で御神輿をかついで回ったり、明治21年から続く伝統神事芸能「太々神楽(だいだいかぐら)」を見ることが出来ますよ。
秋季大祭 通称:秋まつり
毎年10月25日に行われる、五穀豊穣を祈願する秋季大祭も、規模が大きなお祭りです。
五穀豊穣の効果がある稲玉守りが配布されたり、境内で「四神神輿渡御」というおみこしが見れたりと、こちらも歴史を感じることができます。
小樽住吉神社の見どころ
巨大な小樽住吉神社の境内には、その分たくさんの見どころがあります。
大迫力の大きな鳥居
小樽住吉神社の鳥居は大きな通りに面していて、存在感があります。
上の二枚の写真は、8月と1月に参拝した際の写真です。
季節によって景色が全く違うので、四季の変化を感じられます。
振り返ると海が見える美しい参道
小樽住吉神社
観光通りから外れて、このあたりまで来ると静かやね
広い参道が印象的な神社やった pic.twitter.com/aiPS0ZKIuG
— Oggi (@kasumishicho) January 14, 2019
参道も四季の変化が感じられる場所ですので、上の写真も夏と冬のものを両方載せています。
小樽住吉神社の参道は自然豊かで整然としており、パワーを感じます。
私のおすすめポイントは、参道の階段を上がり切ったところで振り返ると見える景色です(下2枚の写真)。
遠くの方に小さく小樽の海が見え、神様はいつもこの海を眺めていらっしゃるんだな、と感慨深い気持ちになりますよ。
龍をモチーフにした手水舎
小樽住吉神社フォトコレクション
(?綺麗に切り分けられた芸術的な階段の雪
(そのまま味噌汁の具になりそうな?手水舎の龍
(Nice bokeh?過激な加工で有名なGoogleフォト先生による青い世界
(ちょっと青過ぎないかい? pic.twitter.com/iX1hzFEZAH— ぷんと (@Punto328) March 15, 2020
手水舎の水は龍の口から出ています。
小樽市には龍宮神社や金五龍神社など、「龍」が付く神社が多いので、この地域に龍が深く関わっているのでしょうか。
水面が鏡のように静かで透き通っており、神秘的です。
この手水舎は、冬場は水が凍っており、それもまた美しく感じますよ。
印象的な色合いの立派な本殿
【#本日の神社ばなし】先日ちょっと北海道のお話になったので、数は少ないですが北海道神社巡りの記録を( ´ ▽ ` )
朝の小樽住吉神社参りはとても気持ちよかったです!緑と、少しのぞいた青い空と、社殿の赤がとても鮮やかですよね😊#神社 pic.twitter.com/9WGjR0K1lC— あおまんぼう (@molasun) April 25, 2018
参道の階段を上り切ると、大きくて立派な本殿が出現します。
神社にしては緑、赤、白と、独特な色合いで、それもまた惹かれますよね。
鎮座100周年を記念して1977年に改築されたものなので、比較的新しいようです。
ガラスの引き戸になっているので、開けて目の前のお賽銭箱にお賽銭を入れてお祈りします。
2回とも平日の昼間に参拝しましたが、参道客は私のほかに1人か2人でしたので、ゆっくり落ち着いて祈願できるのでおすすめです。
にしんみくじ
小樽の住吉神社
えぞみくじの日進月歩みくじを引きました。
ネーミングが完全なるおやじギャグ…。函館のイカすおみくじとこれでやっと2種類。
そして毎回大吉。えぞみくじ全部ひきたいっすね😗 pic.twitter.com/nwdPG7ksoL
— tk@北海道で写真撮ってブログ書いてます。 (@tklandphoto) March 29, 2020
小樽住吉神社には、ニシンをモチーフにしたユニークなおみくじ「日進(にしん)月歩」があります。
タライからニシンを釣り上げると中におみくじが入っているというしくみです。
これは、道内8か所にある北海道弁で書かれたご当地おみくじ「えぞみくじ」のうちの1つなんですよ。
小樽住吉神社の御朱印
小樽住吉神社の御朱印はご覧の通りシンプルです。
御朱印は、社務所でベルを鳴らし、いただくことができます。
「300円程度お納めください。」と言われましたので、初穂料が明確に決まっているわけではないようです。
さいごに
小樽住吉神社の厄払いのご利益、お守りや見どころをご紹介しました。
厄払いの住吉三神さまのおかげで、あなたの周りの災いや厄はきっと消えていくことでしょう。
また、広大な敷地にたくさんの見どころがあることもおわかりいただけたと思います。
小樽へ行ったらぜひ、小樽住吉神社でありがたい厄払いのご利益を頂きましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
《小樽住吉神社》
北海道小樽市住ノ江2丁目5
TEL:0134-23-0785
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