神社とお寺の参拝の仕方って?鈴とか鰐口(わにぐち)を鳴らすタイミングはいつ?

神社仏閣

神社やお寺でちゃんとした参拝の仕方がわからなくて、周りの人がやってる方法を確認してる方をよく見かけま

す。

 

手水舎や参道の歩き方とか鈴や鰐口を鳴らすタイミングなど、なんとなくこんな感じ?でやってる事ないです

か?

合ってるのかなぁ?なんて考えながら神様仏様に参拝するよりも、堂々と自信をもって参拝するのが一番です。

 

特別な参拝方法の神社やお寺もありますが、この記事ではごく一般的な参拝の仕方をお伝えします。

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神社の参拝の仕方

一般的な神社の参拝の仕方をお伝えします。

鳥居をくぐる時は必ず一礼

神社には鳥居があります。

この先は神様がいらっしゃる聖域で、つまりは神様の家の玄関なので必ず一礼をしてからくぐります。

一揖(いちゆう)とも言いますが、腰を30度ぐらい曲げてお辞儀をします。

 

この時、鳥居の真ん中ではなく左右どちらでもいいので端に立って一礼します。

参道の真ん中は神様の通り道、正中(せいちゅう)ですので神様のお邪魔にならないように端に寄ります。

※神社によって決められている場合がありますので、その場合はそれに従います。

 

右端で一礼したら右足から、左端で一礼したら左足からくぐりましょう。

これは神様にお尻を向けない為といわれています。

手水舎の作法

鳥居をくぐったら参道の端を歩き手水舎(ちょうずや・てみずや)に向かいます。

 

大きな神社などでは手水舎の作法が書かれていることもありますが、ない場合に間違った作法の方を多くみかけ

ます。

正しい作法を覚えておくと困りませんね。

水盤に向かって軽く一礼をしてから始めます。
1.右手に柄杓を持って水を汲みます。
2.左手に少量の水をかけて清めます。
3.左手に持ちかえて、右手に少量の水をかけて清めます。
4.右手に持ちかえて左手で少量の水を受け口をすすぎます。絶対に柄杓を直接口につけてはいけません。
5.そのまま左手をもう一度清めます。
6.柄杓を立てて柄の部分に水を流し、伏せて置きます。
手と口を拭いてから、水盤に向かって軽く一礼します。

 

なんども汲みなおしている方もよく見かけますが、一度汲んだ柄杓の水で一連の動作をしなくては意味がありま

せん。

手水舎での一連の動作は儀式なんです。

 

古来より、水は罪(つみ)や穢(けが)れを洗い流すものと考えられており、元々は自然の川や湧き水などで

身を清めてから境内に入っていたそうです。

 

体にも水をかけて清めていたそうですが、現在ではさすがに体に水をかけてから参拝とはいかないので手水舎が

設けられています。

 

伊勢神宮の五十鈴川には御手洗場があり、手を清めている方がたくさんいらっしゃいます。

拝礼の作法・鈴を鳴らすタイミング

手水舎で心身を清めたら、神前で拝礼します。

神社によっては特別な作法がありますが、ここでは一般的な作法をお伝えします。

二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)が一般的な拝礼の作法です。

 

1.お賽銭箱より少し離れた場所で、軽く一礼して前に進みます。

2.お賽銭を静かに入れます。

3.鈴があれば鳴らします。(一般的には、鈴を鳴らすタイミングはここです)

4.腰を90度ぐらいに曲げ拝(礼)を2回します。

5.胸の前で手を合わせ、右手を少しずらします。

6.肩幅ぐらいまで手を開き2回柏手(かしわで)をうちます。

7.ずらしていた右手を戻して揃えます。

8.神様にお伝えしたい事は、このタイミングでお伝えしましょう。

9.腰を90度ぐらい曲げて拝(礼)を1回します。

10.少し下がって、軽く一礼しましょう。

 

細かく伝えると10行程ですね。

動画を観られる方がわかりやすいかと思います。

 

二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)は、神社によっては書いてくれている事もあるのでご存知の方は多いと思いま

す。

 

拝と礼、どう違うのかと思っちゃいますよね?

これは、お辞儀の角度が違うんです。

 

拝は腰を90度ぐらい曲げてお辞儀をすること。

鳥居をくぐる前や手水舎でも軽く一礼をしますが、これを一揖(いちゆう)といって腰を30度ぐらいに曲げるお辞

儀です。

礼はお辞儀の総称です。

 

なので、拝礼の作法は「一揖二拝二拍手一拝一揖」が正式な作法です。

 

お賽銭を投げ入れてる方をよく見かけます。

初詣の時など、大勢の参拝者がいて仕方がない時もありますが、お賽銭は神様へのお供え物です。

静かに丁寧に入れましょう。

 

拝礼の時に鈴を鳴らすタイミングはいつ?と迷ったことはないですか?

調べてみるとお賽銭の前とか後とか書いていたりしますが、明確には決まっていないんですね。

お賽銭の後に鳴らすのが一般的で回数は2~3回、神様をお招きするために鳴らします。

 

お伝えすることやお願い事をする前に、自分の住所と名前を伝えましょう。

そして、ただの神頼みにならないように「○○を頑張りますので、お力をお貸しください」という感じです。

「お金持ちになりますように」などは、一番ダメなお願いの仕方です。

 

自分の願望の成功を神様に丸投げしてはいけませんよね。

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お寺の参拝の仕方

宗派によって違うこともありますが、ここでは基本的なお寺の参拝の仕方をお伝えします。

山門をくぐる

神社には鳥居がありますが、お寺には山門があります。

 

合掌したまま一礼をし、敷居を踏まないように入ります。

合掌とは、胸の前で静かに手を合わせる事です。

仏様に失礼のないように、帽子をかぶってる方は脱ぎましょう。

 

参道を進みますが、お寺では参道のどこをあるいてもかまいません。

手水舎で清める

手水舎での作法は神社と同じです。

水盤に向かって一礼してから清めましょう。

 

お寺によっては手水舎のない場合もあります。

その場合は、そのまま進みましょう。

鐘をつく

一般参拝者でも鐘をついていいお寺もあります。

仏様へのご挨拶になりますので、つかせていただきましょう。

 

あまり思いっきり鳴らすのではなく、軽く振ってあたるぐらいで大丈夫です。

1・2・ゴーン♪ぐらいですね。

 

注意事項としては、参拝前につくということです。

参拝後につくのは「戻り鐘」といって縁起が良くないと言われています。

 

早朝や深夜も近隣の方のご迷惑になるので控えましょう。

常香炉があれば身を清める

お寺の本堂の前でお線香の煙を頭や体に浴びている方を見かけませんか?

風向きによってはケホケホしたりしますが、あれは常香炉(じょうこうろ)といいます。

 

お線香をお供えして煙を浴び心身を清める為にあります。

体の具合の悪いところに煙をかけると良くなるともいわれているので、皆さん煙を浴びているんです。

常香炉(じょうこうろ)があれば、ぜひお線香をお供えし煙を浴びてくださいね。

 

ろうそくやお線香をお供えするのは、本堂で拝礼する前です。

その際よく見かけるのですが、他の参拝者が供えたろうそくから火をもらっている方がいます。

その方の業を全てもらってしまうとのことなのでやめて、種火が用意されていればそちらから火をつけましょ

う。

 

お線香にフッと息を吹きかけている方も見かけますが、仏教では人の息は穢(けが)れとされているので必ず手で

あおいで消してくださいね。

本堂で参拝・鰐口を鳴らすタイミング

1.ご本尊様に一礼をする

2.お賽銭を静かに入れる

3.鰐口(わにぐち)があれば鳴らす

4.静かに合掌一礼する

5.一礼する

 

お賽銭は神社では神様へのお供えでしたが、お寺では仏様へのお布施にあたります。

欲とか執着とかの俗を捨てる修行なんです。

もちろん投げ入れてはいけません。

 

次に、お寺でよく見かけるのが鰐口(わにぐち)です。

鳴らすタイミングはお賽銭の後で、今から参拝させていただきますという仏様への合図になります。

 

神社とお寺の参拝で最も違う事は、神社では柏手(かしわで)を打ちますがお寺は柏手(かしわで)を打ちません

静かに胸の前で手を合わせながら(合掌)一礼します。

 

ご本尊様の名前の前に「南無」をつけて唱えるといいそうです。

例えば「南無阿弥陀如来」「南無観世音菩薩」などです。

書いてくれてるお寺もあるのでその場合は唱えて、わからなければ唱えなくても構いません。

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神社やお寺の参拝の仕方まとめ

神社とお寺では入り口から違いますね。

ですが、基本的には難しい事はありません。

特別な場合は書いてくれていることがほとんどです。

 

間違えていることの中で一番多いのが、柏手(かしわで)を打つか打たないかですね。

神社は打つ、お寺は打たない。

ここだけは間違わないように覚えておきましょう。

 

日頃の感謝とこれからの事を見守っていただく為に、心を込めて参拝してくださいね。

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