松山大学薬学部の岩村樹憲教授(61)が麻薬研究者の免許がないにもかかわらず、助教や当時の学生に合成麻薬
「MDMA」を作らせるなどして麻薬取締法違反の疑いで書類送検された事件。
岩村教授は大学の調査に「違法性を認識していた」と説明していたことがわかりました。
さらに卒業生11人が合成麻薬の製造に関与した疑いがあるということも判明したそうです。
事件の内容
書類送検容疑は2013年、学術研究を目的として麻薬の製造などを行える麻薬研究者の免許がなかったにもかかわらず、自身の研究室に所属している学生にMDMAを合成させるなどした疑い。指示を受けて合成に関わった当時の学生数人も書類送検した。合成したMDMAは見つかっていないが、大学の研究室から微量の、別の種類の麻薬が見つかった。
引用:SANSUPO.COM
岩村教授は危険ドラッグなどの薬物を研究していたそうで「勉強のためにやらせていた」と学生に合成させてい
たことを認めているそうです。
現在のところ岩村教授の他に、助教と卒業生4人が書類送検されているとのことです。
卒業生の関与は11人判明しているということで、さらに増えるとみられます。
学生たちに製造させた合成麻薬を所持していたということですが合成したMDMAが見つかっていないとか別の
種類の麻薬が見つかったとなると勉強のためにとは思えませんね。
麻薬研究者の免許とは?
画像引用:松山大学HP
岩村教授が持っていなかった麻薬研究者の免許とは、都道府県知事が学術研究の目的で麻薬を扱う人に交付する
そうです。
岩村教授は危険ドラッグの研究をしていて、過去には他県で麻薬研究者の免許を持っていたことがあったそうで
す。
ですが、愛媛県では申請していなかったとのことです。
他県で持っていたことがあるのならば、申請しないといけない事はわかっていたはず。
違法と認識しながら実習として学生に合成麻薬を作らせるなんて言語道断です。
今回、教授と共に書類送検された学生は知らなかったのでしょうか?
もし、何も知らないで言われるまま製造していたとしたら、あまりにも気の毒です。
関与の卒業生11人は誰?
かなり調べてみましたが、やはり卒業生の名前・経歴や顔写真などは見つかりませんでした。
合成麻薬の製造は「卒業実習」だったということで、関与した学生は全員卒業していると思われます。
麻薬取締法違反の疑いで書類送検された岩村教授と、同容疑で書類送検された4人の卒業生と関与が疑われる卒
業生合わせて11人が、違法と知っていたのか?というのも気になります。
情報がわかり次第追記していきますね。
まとめ
とんでもない事件です。
合成麻薬の危険性を教えるべき教育者が自ら指導して学生に製造させるなんてあってはならないことです。
関与した学生はどんな気持ちだったでしょう?
そんな薬を作らされていたと知った親御さんは今どんな思いをしているでしょう?
現在松山大学に通っている学生さん達は?
たくさんの思いを踏みにじるような事件です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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